デザイン、プロデュースを手掛ける吉川朋典と、妻 友香の夫婦ユニット。
バッグやエプロンといった日々の道具を、自らの視点で考え、一点一点手作りに拘って制作しています。
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人もモノもいずれは朽ちる。
それでも、50年前のキャンバスバッグや、100年以上も前の服が、
今も存在し、私たちを魅了する。
使い捨ての時代でもなお、
人とともに育つ、布の道具を作りたい。
汚れて濃く深く、
擦れて薄く浅く、
景色を描きながら、
使い手の個性を映し古びていく布は美しい。
人とともに生き、なるべく長く寄り添いながら、ともに老いていく。
そんな空気を感じる布の道具を、私たちはひとつひとつ大切に作りたいと思っています。